ガンダム・アナリティクス

無数のモビルスーツが宇宙を駆け、様々な人間ドラマが交錯するガンダムの世界。我々はその膨大な記録(アーカイブ)をデータとして解析し、戦いの裏に隠された戦術、キャラクターの深層心理、そして宇宙世紀が示す未来を読み解いていく。

【余談】ガンダム見てたら無性に本格ラーメンを作りたくなった

 

ガンダムWって、なんか古いやつでしょ?」「今更見ても面白いわけ?」

正直に言う。 俺も最初は完全にナメてた。 友達に「面白いから見ろ」って言われて、しぶしぶ見始めたのが運の尽き。 しかも、なぜか6話から。

最初の印象は「意味わからん」。 登場人物はみんなクールぶってるし、セリフは小難しいし、ストーリーも政治が絡んでて頭に入ってこない。 主人公なんて、ヒロインに会うなり「お前を殺す」だぜ?ヤバすぎだろ。

「あー、これは合わないかもな…」なんて思いながら、スマホをいじりつつ惰性で見てたんだ。でも、あるワンシーンを境に、俺の世界は一変した。気づけばスマホを放り投げ、画面に釘付けになっていた。

この記事は、そんな俺が『新機動戦記ガンダムW』という底なし沼にハマるまでの、あまりにも個人的な記録だ。 もし君が、昔のアニメだからって敬遠してるなら、この記事を読んだ後、30分だけ時間をくれ。 きっと、俺と同じ衝撃を味わうことになるから。

「お前を殺す」からの急展開!クールなアイツの不器用な優しさに震えた
ガンダムWの何がヤバいって、まずキャラクターの関係性だ。 特に、主人公のヒイロ・ユイとヒロインのリリーナ・ピースクラフト。 この二人の距離感が、マジで尋常じゃない。

最初は「お前を殺す」とか言ってたヒイロが、なぜかリリーナのいる学園に転校してくる。 意味が分からない。 でも、ここからなんだよ。 リリーナの父親が目の前で殺され、自分が本当の娘じゃないと知らされる衝撃の展開。

悲しみに暮れるリリーナに、ヒイロは何も言わない。 ただ、そばにいる。

そして、運命の第6話。 ダンスパーティーのシーンだ。 敵の襲撃でパニックになる会場で、ヒイロはリリーナを守るように立ちふさがるんだよ。 もうね、その構図が完璧すぎる。 さっきまで殺すとか言ってた男が、今度は命がけで守ってる。

何なんだよ、お前。 好きってことか?もう好き同士ってことでいいよな?

あの瞬間、俺の中で何かが弾けた。 「あ、こいつら、ただのクールな奴らじゃないわ」って。 言葉数は少ないけど、その行動の一つ一つにクソでかい感情が乗っかってる。 今まで細かいこと考えて「わからん」ってなってたのが馬鹿らしくなった。

こいつらの不器用な生き様を、ただただ見守るのが正解なんだと気づいたんだ。

今までラブコメとか見ても「ふーん」で終わってた俺が、この二人には完全にやられた。 細かい理屈なんてどうでもいい。 この熱い思い、体中で伝わってくる感じがたまらない。 もし君が人間関係の機微に飢えているなら、この二人を見るためだけにWを観る価値がある。 断言する。

カッコよすぎて脳が焼かれる!個性派ガンダムたちの狂宴
ガンダムWのもう一つの魅力は、なんといってもモビルスーツのデザインだ。 5機のガンダムが地球に降下してくるんだけど、こいつらがまあ、揃いも揃って個性の塊なんだよ。

まず、デュオ・マックスウェルが乗る「ガンダムデスサイズ」。 名前の通り、巨大なビームの鎌を振り回す姿はまさに死神。 黒い機体に禍々しい武器って、男の子の好きなもの全部乗せじゃん。

次に、トロワ・バートンが駆る「ガンダムヘビーアームズ」。 全身にガトリングやミサイルを仕込んだ、歩く火薬庫。 弾幕を張りながら敵を殲滅していく様は爽快そのもの。 弾切れの心配さえなければ最強だろ、こいつ。

そして、張五飛(チャン・ウーフェイ)の「シェンロンガンダム」。 右腕が龍のように伸びて火炎放射をぶっ放す。 その名もドラゴンハング。 ロマンの塊かよ。

カトル・ラバーバ・ウィナーの「ガンダムサンドロック」は、ヒートショーテルっていう、ソ連の旗でしか見たことないような独特な形のデカい鎌みたいな武器を操る。 なんでそんな武器なの?って疑問は、そのカッコよさの前では無力だ。

パイロットスーツを着ずに、普段着のタンクトップやスーツ姿で乗り込むのも斬新でいい。 特にパーティのスーツ姿でガンダムを操縦するシーンなんて、おしゃれすぎて痺れる。

そして、第9話で現れた「トールギス」。 こいつがまたヤバい。 圧倒的な加速力と、背中のデカいブースターが「バサァッ!」って広がるギミック。 もうね、かっこよすぎて笑うしかない。 パイロットがGに耐えられなくて死にかけるっていうじゃじゃ馬っぷりも最高だ。

一体一体のデザインが、これでもかってくらい作り込まれてる。 君のお気に入りの一機が、この中に必ずあるはずだ。

え、自爆すんの!?主役機のまさかすぎる退場劇
物語にどっぷりハマり、キャラクターにも愛着が湧いてきた第10話。 事件は起きた。

敵に追い詰められたヒイロは、なんと乗機である「ウイングガンダム」を自爆させるんだ。

は?

いや、待てよ。 主役機だろ?あんなにカッコよかったウイングガンダムが、たった10話で木っ端微塵になるのかよ。 あまりの衝撃に、しばらく声が出なかった。 あの美しい翼を持つ機体が、一瞬で爆炎に包まれるシーンは、マジで心にくる。

でも、同時に思った。 このアニメ、マジで何してくるか分からん。 こちらの予想を軽々と超えてくる。 だから面白いんだって。

しかも、機体は爆散したのに、ガンダニウム合金っていう超すごい金属のおかげでパイロットはほぼ無事らしい。 いや、それもどうなんだよ!ってツッコミは置いといて、この「容赦のなさ」がガンダムWの魅力なんだろうな。



主役機が爆発して、これからどうなるんだ?たった4機で戦っていくのか?ヒイロのメンタルは大丈夫なのか?次から次へと疑問が湧いてきて、もう次の話を見る手が止まらない。 完全に制作陣の術中にハマってしまった。

ここでちょっと余談を。 ガンダムWに熱中するあまり、俺は奇行に走った。 なぜか、無性に本格的な鶏白湯ラーメンが作りたくなったんだ。

休日に朝からスーパーへ行き、丸鶏を1羽購入。 普段料理なんてほとんどしないのに、なぜか「俺ならできる」という謎の自信があった。 圧力鍋なんて洒落たものはないから、デカい鍋でひたすら3時間煮込む。 鳥の骨を叩き割り、鶏皮をブレンダーにかけて無理やり乳化させる。

そう、ガンダムパイロットたちが無茶な作戦を遂行するように、俺も無謀な調理に挑んでいたんだ。

部屋中に充満する鶏の匂い。 費やした時間と労力。 そして、完成した一杯のラーメン。 見た目はそれっぽいが、時間が経つと油とスープが分離しちまう、なんちゃって鶏白湯だ。

でも、自分で作ったラーメンは格別だった。 硬くて食えたもんじゃなかった肉は捨ててしまったけど、この達成感はなんだろう。 ガンダムWパイロットたちも、こんな気持ちで戦ってるのかもしれないな、なんて。

何かに熱中すると、普段やらないような突拍子もないことをしたくなる。 君にもそんな経験、ないか?

結論:今すぐ『ガンダムW』を観ろ。

最初は意味不明だった物語も、キャラクターの関係性に気づいた瞬間、一気に面白くなった。 小難しい政治の話なんて、分からなくてもいい。 クールな少年たちが、不器用にぶつかり合い、悩み、戦う。 その姿を見ているだけで、胸が熱くなる。

もし君が、昔のアニメだからと敬遠しているなら、それはとんでもない損失だ。 騙されたと思って、まずは6話まで見てみてくれ。 いや、10話まで見れば、君もウイングガンダムの自爆に呆然とし、次の展開が気になって眠れなくなるはずだ。



考えるな、感じろ。 それが『新機動戦記ガンダムW』を楽しむ唯一の方法なのかもしれない。 さあ、今すぐ視聴して、俺と一緒にこの底なし沼で語り明かそうぜ。



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